日々のこと

日々のあれこれ

中学受験&費用

どこかに記録を残したいので、娘の中学受験&費用について書いてみたいと思います。


うちの地域では、中学受験を目指して低学年から大手の塾に通う人が多いです。


娘は中学受験をするつもりはなかったので、公文やピアノ、水泳など習っていました。


ただ娘4年の頃に、土日がほぼ息子のスポーツになってきて、息子の応援に行くのが土日の過ごし方になりました。


弟の応援ばかりじゃなく、娘もなんか自分の好きなことをした方がいいんじゃない?ということで、相談して、塾の夏期講習でも行ってみるかとなりました。
バレエとかでもよかったんですけどね。少し遅かったかな。


そんな軽い気持ちで、4年夏から大手に入塾。算国のみ、お試しのつもりでした。



勉強の才能があったのか、真面目な性格が幸いしたのか、結構ついていけたので、受験するか、、私、女子校行きたいし、、ということで、受験の道へ。


5年(正確には4年2月)から理社もとって、本格的な塾生活へ。



途中からだし、最難関は無理だろう、そこまで望んでないしねということで、どんなに言われても、オプションは取らず、基本を大事にと言い聞かせました。


塾生活はお弁当を作ったり、夜に(私もお風呂も入れず)駅まで迎えに行ったり、大変でした。


でも、一番大変なのは費用でした。


もともと受験するつもりではなかったので、あまり塾の費用もわかっていなかったし、予算にも入っていませんでした。


5年になると、塾も本格的になり費用は爆発的に跳ね上がります。


そして6年になると、これ以上ないぐらい高額になります。
塾も週6日ぐらいになります。サラリーマンより大変です。
でも、6年になると深みに入っていて、もう抜け出せません。
蟻地獄のようです。


5年ではオプションを取らなかった娘ですが、6年ではオプションを取らざるを得ませんでした。なぜなら、最難関を目指せるところまで来たので、、、


それでも、最低限のオプション(算理と志望校向けの特訓)に絞りました。


これ以上毎日遅いと体調も心配でした。


勉強はほとんど本人に任せていました。
そして毎回の模試の結果に一喜一憂しつつ本番を迎えました。


模試の判定はいろいろでしたが、私は大丈夫だと信じていました。


本人がしっかり頑張っていたので。


本番は問題が難しくてダメだったと言っていたけど、ちゃんと合格していました。


今、娘は、目指した学校に毎日楽しく通っています。


最高の環境で、素晴らしい先生たちと個性的な友人たちと楽しい毎日を送る娘を見ていると、本当に受験をしてよかったと思います。
そして、娘がもう私の知っている世界よりも広い世界に出て行ってしまったようで、少し寂しく思うこともあります。


老後資金計画はかなり狂ってしまいましたが、受験に対しては後悔はありません。


本来なら、もうちょっと早くはじめてもっと余裕を持ってのぞめたらよかったかもしれません。途中から入った娘は、みんなに追いつくのが大変だったと思います(泣き言を言ったことは一度もありませんでしたが)。
でも、入学してしまえば、今のところ真面目な娘は、かなり頑張れています。



それで、費用ですが、


6年の1年間は1037401でした(銀行の引き落としを計算してみた)。


5年は約70万、4年の夏休みから合わせると2年半で200万弱です。


よほどの天才でなければ、最難関レベルの中学受験は塾なしは無理だと思います。
低学年から塾漬け、オプション最大取得が普通の世界。
上の学校を目指せば目指すほど、お金もかかります。
娘の塾はまだ大手の中では安い方だったので、我が家の費用は最安値かと思われます。
娘に感謝♪


その後は、もちろん入学金(中高両方)、授業料と続きます。
併願先の入学金は捨てないといけない場合もあります。
だいたい6年間で500万強でしょうか。


高校に入ったら予備校も考えています。
クラスメートはすでにほとんどが通っています。


それから、今度は大学の費用がかかります。
大学入試だけでもかなり必要と聞きました。
親って本当に大変ですね。



中学受験に本格的に関わるまでは、教育費がこんなにかかるとは思いもしませんでした。
お金が余ってる人でなければ、教育費はできるだけ先を見て準備をする必要があると思います。
我が家のように、高校までは公立でと考えていたのに、受験することになるかもしれません。


子どもがいない頃は、かなり自分にお金を使っていたけど、あのお金置いておけばよかったなぁと何度か思いました。
塾の費用がすごくかかったので、家計を真剣に考えるようにはなりました。
今は、子どもの大学卒業まで考えて計画するようにしています(なかなか計画通りにはいかないけど)。


どなたかの参考になれば、、リアルな教育費でした。